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  • 執筆者の写真Takashi Nagai

チャットツールを比較しました

最近は、企業でチャットツールを導入して、業務の一部として使っているところが多くなってきました。

日本政府も、チャットツールのビジネス活用に注目しています。

働き方改革×チャットツールのビジネス活用(総務省)

http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02tsushin02_04000041.html

今回は、私が日常使っているチャットツールが4つあるので、利用者の視点で感想を書きます。なんで4つも使っているのかは、話せば長くなるのでまたの機会にしますね。この4つはほぼ毎日使っていて、私にとってそれぞれ一長一短があるので、その辺りを書きます。

これからビジネス導入を検討されている方の参考になれば幸いです。 なお、このブログに書かれていないことも含め、機能比較の一覧を作ってみました。ご興味があれば、文末のボタンを押して、ダウンロードしてください。

なお、事実確認において十分な検証を行ったものではないので、私ができないと思っていても、実はできるものがあるかもしれません。なので、あくまで参考意見としてお受け取りください。

4つのチャットツールは以下です。(名前をクリックすると、各ツールのHPを表示します。)


LINE

ChatWork

Slack

direct

では、それぞれの説明をします。


LINE

日本人ならほとんどの人が使っていると言っていも良いチャットツールです。 使っていなくても、飲み会の席などで、使っている人から無理やりインストールさせられますよね?

基本機能は完全無料なので、インストールに抵抗がないというのが良いです。

LINEは、スタンプがとても豊富です。無料のもかなりありますので、たくさんのスタンプを入れて、使い分けている方が結構います。グループが簡単に作れるので、複数人に同時にメッセージが送れます。仲間同士の情報交換に使われています。

LINEは業務で使うと使うというよりも、プライベートで使うイメージが強いですね。私は家族とのやりとりにLINEを使っています。

ちなみに、LINEを使って情報を発信している企業がたくさんあります。LINEだとメールよりも既読などのユーザーアクションの取得が正確なのと、やはり利用者が多いので使われています。ですが、私はほとんど企業からの情報は受け取っていません。私は、メッセンジャー系は受け取ったらすぐに通知で知らせる様にしているので、特に必要がないメッセージから頻繁に通知が来ると煩わしいんです。なおかつ通知がたくさんになると、どうしても無視してしまいますので、結果的に家族からの連絡をないがしろにしかねません。なので私のLINEは主にプライベート用にしています。

LINEは、自分が出したメッセージを相手が読んでくれたかわかる様になっていますね。ただしグループの場合、グループメンバーの既読数はわかりますが、誰が読んだかはわからないです。

既読表示は、一長一短だと思いますが、私としては、誰が読んだかまでわかるのが良いと思います。ネットには、LINEを既読にしないで読む方法などの記事がありますけど、私は、返信するかどうかは受け手の自由ですので、送り手がそれにとやかく言えるものではないと思います。ただ、送り手は相手に伝わったかどうかがわかる様にすべきだと思います。


ChatWork

これは個人でも使えますが、基本的には企業向けのチャットツールですね。

一部の業界ではスタンダードになっています。私は、そんな業界の人とやりとりするためにインストールしました。

最初は無料で使えますが、データ量が5GBを超えたり、グループの数が14を越えると有料になります。基本的に過去のデータやファイルは消さないので、長い間使っているとある日、有料にしないとこれ以上データを保存できないと言われます。こまめに消せば良いのでしょうが、それがなかなか難しいですね。なので私は、月400円払っています。

ChatWorkは相手が読んだかどうかはわからないですね。

未読があると、メールで通知してくれる機能は、割と便利です。


Slack

システム開発者向けです。システム開発業界ではスタンダードです。

他のツールとの連携機能が豊富みたいで、アプリ連携などいろいろなことができるみたいです。が、私は普通にチャットツールとしてしか使っていません。

私はシステム開発も担当しているので、技術者との連絡にSlackを使っています。

こちらも最初は無料で使えますが、検索対象が1万件まで、連携アプリが10個までという制限があります。 これもChatWorkと同じ様に、相手が読んだかどうかわかりません。ただし自分のステータスを設定できるので、離席中などの状態を相手に知らせることができます。グループウェア的な考えですね。

通知をメールで受けることもできます。


direct

完全に企業向けです。30日間の無料トライアルがありますが、申し込みが必要です。

なので個人での利用はあり得ません。企業での導入の場合、LINE WORKSなどとの比較になると思いますが、LINE WORKSは、私は使ったことがないのでわかりません。

ただ、directには、私が知る限り他のチャットツールにはないユニークな機能があります。

まずは、既読が個人単位にわかります。私的にはこれは大きな評価ポイントです。LINEのところで書きましたが、誰が読んだかは、発信者にとって重要な情報です。

PCブラウザーでは、最大3つのチャットルームを同時に表示できます。同時に複数のところとやりとりしている人は、便利でしょう。

添付ファイルをダウンロードできないようにすることができます。企業向けならではの機能だと思います。


全体比較

どれもPC用アプリがあります。Web画面はLINEだけがないですね。でも、ビジネス向けのLINE WORKSにはあります。

セキュリティ面では、LINEは複数のスマホにログインできません。スマホを複数持っている私には、ちょっと不便です。ChatWorkとSlackは、IDとパスワードだけで複数のスマホやPCから同時にログインできます。directはオプションで端末固定の機能があります。

音声通話やビデオ通話は、direct以外は可能です。電話代がかからないのと電波が安定してきたので、最近は使う機会が増えてますね。

あと、PCで使っているときに、Enter(Macはreturn)キーで送信できるのですが、実はこれ結構気を使います。複数のチャットツールを使っていると、送信の割り当てを、片方をEnterのみにして、もう片方をShift+Enterなどにしていると、入力途中で送ってしまうことがあります(わたしだけ?)。スマホアプリでは送信ボタンが別にあるのですが、PCでもそれができるのはSlackだけのようです。

最後に

チャットツールは世の中にたくさんあります。今回紹介したツール以外に、アップルのメッセージや、昔からあるSMS。最近は携帯大手3社が共同で出したプラスメッセージというのもあります。どれも一長一短があり、一つには決められないと思います。しかも最近は、個人が自分で使うチャットツールを選べるということがなくなってきたように思います。個人が所属する組織が使っているチャットツールを使わざるを得ないという状況です。

ちなみに私は以前、中国人とメッセージのやり取りをするために、WeChatを、アメリカ人とやり取りのために、ハングアウトをインストールしました。

でも、もしあなたが企業で導入を考えているのであれば、今回の比較は多少参考になったかと思います。企業では使い勝手よりも、セキュリティや堅牢性に意識が向けられますが、スマホアプリは特に使い勝手が重要になります。

この記事に書いていること以外の事項も多数含んだ、比較表を作成してみましたので、興味があれば是非ダウンロードしてみてください。



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