Takashi Nagai
楽しく仕事しましょう!
あなたは仕事を楽しくやってますか?
楽しくないけど、仕事だから仕方ないと思ってませんか?
でも、仕事は楽しくやりたいですよね? だって仕事はあなたの時間の大半を占めているのですから、その時間が楽しくないなんて、人生の大半が楽しくないと言っているのと同じですよね。
ちなみに私は楽しく仕事をしてますよ。
では、どうすれば楽しく仕事ができるのでしょうか? 今回は、私が実践している方法をお伝えします。
まずは現状整理
まずは、なにが楽しくないのか考えてみましょう。
不満がありますか? その不満はなにに対してのものですか? 上司? 部下? 顧客? 会社? 商品?
それとも、今の仕事を続けていくと先が見えない不安があるのですか?
もしかして、今自分がやっている仕事の意義がわからないと思ってますか?
仕事が単調すぎて変化がないからつまらない。と思っているかもしれません。
根本はあなたにある
これらの要因は、どれもあなたにとって、仕事が楽しくないものにするために十分に意味のあるもので、同時に避けられないものですよね?
本当にそうですか?
あなたが不満や不安に思っていることって、あなたにとって意味のあるものでも、他人にとっては些細なことかもしれませんよ?
「いやいや、自分の今の状況は、誰でも同じようになる。」と言い切れますか?
絶対に避けられないものも、あなたがそう思っているだけではありませんか?
あなたにしかできないことって、本当にありますか?
確かにあなたなら人よりも上手くできるでしょう。でも、もしあなたが今すぐ交通事故にあって入院したら、あなたの仕事を誰かがかわりにやるのです。
あなたがもし会社社長でも同じです。社長が入院して、その間社員ががんばってやってくれたという話はよく聞きます。
「いやいやうちの会社は、自分がいないとダメなんだ」と思っているのはあなただけなのです。
完全に第三者になりきって、「もし突然自分がいなくなったら、この仕事はどうなるのだろう?」と考えてみてください。
結構なんとかなるものです。
仕事なんて所詮そんなものです。あなたがそれをやる必然もないのです。あなたと共にその仕事がなくなっても、会社にとって多少の損失は出るでしょうが、会社は動いていくのです。 総理大臣や大統領にも代わりはいます。
私はよく人混みの中で、「私が突然ここから消えても、誰も気にしないのだろう。世の中は私がいなくても、いつもと変わりなく動いていくのだろう。」と思う時があります。
あなたもわたしも、人間なんて、そんなちっぽけな存在なのです。
考え方を変えること
少し悲しい方向に話がいってしまいましたが、ここで見方を変えてみましょう。
ちっぽけな存在のあなたが、一生懸命やる仕事ってなんでしょう? その価値ってなんでしょう?
私は昔、その結論に達しました。
仕事は、自己満足。
そうなんです、仕事は他人のためにやるものではなく、自分のためにやるものなのです。自分が満足すればそれで良いのです。
仕事ができて上司や顧客に感謝されることがあるでしょう。でも、それはあなたが、感謝された自分に満足しているのです。感謝された自分を作りたいがために、あなたは頑張って仕事をするのです。
だとすると、今の仕事を楽しくするためには、自分が満足する目標をおいてみてはどうでしょうか?
現状を客観的に眺めて、なにをしたら、なにができたら自分が満足するのだろうかということを考えてみてください。
どんな仕事にも、何かしら満足できるものがあるはずです。
私の経験上、不満のほとんどはどうしようもないものです。なので不満はそのまま受け入れましょう。そう考え方を変えると、意外と不満は自然消滅します。
たとえば使えない部下がいたとします。その部下が使えないと不満を言っていてもなんの解決にもならなりません。でも、使えない部下をうまく使っている自分を想像してみてください。そしてそうなるためにはどうすれば良いかを考えてみてください。想像を膨らませると、楽しくなりませんか?
先が見えない不安も、どうすれば自分が満足できるかという視点で考えると解消されるのではないでしょうか? 自分がやっている仕事は大したことじゃないので、別のことにチャレンジするという手もありますね。
自分がやっている仕事の意義は、もうわかりましたね、自己満足を満たすことです。
仕事が単調すぎるのなら、そうならない工夫をしてみてください。ちょっとした工夫でも、自己満足を満たせるものなら、楽しくなるはずです。
まとめ
いかがですか? 様々なしがらみから離れて、仕事に対して自己満足を追求すれば、仕事は楽しくなります。
楽しく仕事ができていない方は、今日から考え方を変えてみましょう!