Takashi Nagai
目上の人にやってもらう方法
「わたしではできないので、できる方にお願いします」
なんて言いたくないです。でも・・できないのです。
私は、上司から仕事の指示を受けた時、まずその仕事が私にできるかどうか考えます。できる仕事なら問題はありませんが、できない仕事のときは、どうやればできるかを一生懸命考えます。できそうな方法が見つかれば、それを実行してみるのですが、いくら考えても、私にはできそうもない仕事もあります。
そんな時は、
上司には上司なりの考えがあって指示しているのだろうし・・もしかしたら私のことを私以上に知っているのかもしれないし・・見方を変えたらできるようになるのかもしれないし・・上司にとっても、この仕事は私以外にやらせる人がいないし・・
なんて色々考えてみるのですが、でもやっぱりできないこともあるんです(涙)
そんな私にできる最善の方法は、上司に、
「その仕事は、私にはできないので、できる方にお願いしてください!」
ということなのですが、それもできないんです。
だって、私に期待してくださっている上司を落胆させたくはないですし、私にできないことを代わりの人にやってもらうなんてことも、私のプライドが許しません!
そんなとき、あなたはどうしていますか?
自分を分析する
ここは一旦冷静になって、状況を第三者の視線で見ることにしました。
すると私は、
できないとは言いたくないし、やりたくないわけでもない。もしかしたら上司の助力が得られればできるかもしれない。でも、上司はとっても忙しくてお願いできる雰囲気ではない。私も忙しいので、これ以上悶々と考えている時間がもったいない。
なので、結論としては上司に相談してみることにしました。
でも、
単に相談するだけでは、私が無能だと自ら言っているようなものです。 上司は、頼られていると思うと悪い気はしないでしょうが、頼られてばかりでも疲れちゃいますよね。
なので、上司が気持ちよくやってくれるようにできたらいいと思います。
では、どうすればそう言った状況が作れるのでしょうか?
それは上司へうまく頼む必要があります。
ネットで検索してみました・・
上司にうまく頼む5つの方法
いくつかネットで公開されている記事を見て、上司に頼み事をうまくやるには、以下の5点を注意すれば良いという結論に達しました。
謙虚さを持つ上司を持ち上げるやる気を見せる上司の許可をとる敬語を正しく使う
これらに注意すれば、上司は私の頼み事をなんでも聞いてくれそうです。
「なんでも」は言い過ぎですね。それぞれについて説明しますね。
謙虚さを持つ
上司は私よりも経験も豊富で、修羅場もたくさんくぐり抜けてきた人です。仕事に対する能力も私よりもはるかに高い方です。
なので、上司は尊敬するひとであり、その人に私のために時間を取ってもらって、なおかつ頼み事もするなんて、とてもおこがましいことです。
その気持ちを常に持って、話し方や態度に表す必要があります。
そうすれば、上司は気持ちよく相談を受けてくれるでしょう。
話し方としては、「申し訳ございませんが」あるいは「恐れ入りますが」といった枕詞を使うのが良さそうです。相手が忙しい時は、「失礼します。今お時間よろしいでしょうか?」と確認してから、本題に入りましょう。
上司を持ち上げる
謙虚さは話し方や態度で表しますが、こちらはあからさまに言葉にします。でも、持ち上げられるのを嫌がる上司もいますので、上司の性格を見極めた上で、使う加減を調整する必要がありますね。難しいですが。
一番さりげない方法は、「クッション言葉」です。相手が知っているかどうかわからない情報でも、「ご存知だとは思うのですが」と言ってみたり、お願い事を切り出す前に「まことに恐縮なのですが」と言ってみたりして、自分を相手より下に置くことで、相手を持ち上げる方法です。
やる気をみせる
目ヂカラでも、ある程度のやる気は見せられるでしょうが、やる気を見せる一番の方法は言葉です。「ご意見ください」ではなく、「後学のためにぜひご指導ください」とか、「詳しく知りたいので、よろしければご教授いただけますでしょうか」などと言い方を変えるだけで、上司は、「お、やる気あるな」と思ってくれます。
上司の許可をとる
主導権は常に上司にあります。「力を貸してください」「お願いします」という言い方は、主語が自分です。それでは上司は、私が自分勝手なやつだと受け取ってしまいます。なので、
「力を貸していただけないでしょうか?」「お願いしてもよろしいでしょうか?」というように、上司に許可をとるような形にします。
そうすると上司は、頼られているのだから悪い気はしないと思います。
気分が良くなって、お願いした以上のこともしてくれるかもしれませんね。
敬語を正しく使う
前述の4つの方法を正しく使うためには、言葉が欠かせません。なおかつ、言葉を正しく使わなければなりません。そうです、正しい敬語を使いましょう。
私も含め若い方は敬語が正しく使えるか自信がありませんよね?
特に敬語と謙譲語は、使い分けに苦労します。丁寧語はこのブログを丁寧語で書いているくらいですから、なんとか使えています。
敬語は、相手に敬意をはらう言葉です。謙譲語は自分がへりくだった言葉です。どちらも相手を敬うことは変わりませんが、主語が相手か自分かで尊敬語か謙譲語か変わります。
主語が相手なのに謙譲語を使ったら、相手を見下していることになります。逆に主語が自分なのに敬語を使ったら、自分を相手よりも高い位置に置いてしまいます。
たとえば、「見る」は、尊敬語だと「上司がごらんになる」で、謙譲語だと「私が拝見する」になります。「上司が拝見する」とは言わないですね。
もしあなたが、敬語の使い方に自信がないなら、この機会にぜひ、使い方を習得してください。日本の社会人として最低限必要なたしなみだと思います。
まとめ
いかがでしたか?
私は、これらのことをネットで調べただけなので、実践はこれからですが、なんとなくできそうな気がしています。
敬語と謙譲語の表もあらためて、みちゃいました^^;